アンティークジュエリーとは製作時から100年以上経過したジュエリーのことで、古いモノでは紀元前の頃までさかのぼって製作されたすべてのジュエリーを指します。
現在では19世紀後半以降、それぞれの時代で生まれた技法や流行りのデザインで分けられた「ヴィクトリアン」や「エドワーディアン」「アール・ヌーボー」「アール・デコ」のものが主流です。
18世紀以前のものとなると、希少性も高く、芸術品や歴史的資料として残されているものが多くなり、なかなか手に入れることが難しくなります。
一方ヴィンテージジュエリーとは現在から20年ほど前から100年以内に製作されたものを指します。
「たった20年でヴィンテージ!?」という方もいらっしゃいますが、ご自分で20年以上持っているモノ、ありますか??
またそれは現在も実際に十分役に立ったり、使用できたり、まだ価値のあるものでしょうか。
多くのものは、時間の経過によって壊れてしまったり、失ったり、使うことがなくなって処分したりしているのではないでしょうか。
たった20年、されど20年。
価値が変わらず、美しいまま、使用に耐えられるジュエリーはやはり敬意をこめて「ヴィンテージジュエリー」と言っても良いのではないしょうか。
国内外を問わず、1970年代から1990年代にかけて造られたヴィンテージジュエリーを芦屋Anticoでも多く取り扱っています。
石もきれいな状態で、大切に扱われてきたことがうかがえる、現在とは違う手法で造られた今では珍しいデザインのジュエリーたち。
遠くない将来、アンティークとなるヴィンテージジュエリーたち。
長く大切にお使いいただけるよう、最低限の手入れを施していますが、磨き直しやサイズ直しも可能です。
少し昔のものが、今ではかえって新しく見えることも。
人とは違うヴィンテージジュエリー。
ジュエリーたちが経てきた背景も想像すると楽しそうです。