2022.12.05

贈り物としてのセカンドハンド

12月。

クリスマスの飾りつけも町のあちこちで見かけるように。

そろそろクリスマスプレゼントをどうしようかお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

誰かを思ってプレゼント選びをするのはとても楽しいことですね。

相手の好みや欲しいものがはっきりとしている時は良いですが、プレゼントを選ぶのは意外に難しい一面も。

「気にいって」「使って(あるいは食べてもらえる)」もらえる「モノ」に越したことはありませんが、そうでなかった場合も。

海外ではそういう時は、送ってくれた人の「気持ち」だけをもらって、「モノ」は次に必要な人に回そうとするんだそうです。

お互いを思って「プレゼントする」という行為こそが大事であり、「モノ」に対する価値観はそれぞれなので、渡したものに対しては執着しない。

「モノ」がその人でなくても、必要な人に渡り、使ってもらえることこそが大事なんだそうです。

だから最初から相手が気兼ねせず、必要としない時は手放しやすいように、「セカンドハンド」をプレゼントに選ぶことは一般的。

もらった人も、それが気に入ればラッキーだし、そうでなくても、誰かに譲れる楽しみができるんだそう。

日本とは根本的に考え方が違いますね。

セカンドハンドやヴィンテージは人と被ることが少なく、その人だけの「特別なモノ」になりえる一面も。

世界的にもサスティナビリティが一般的になりつつある今。

セカンドハンドを大切な人への贈り物の候補に入れるのも、意外に進んだ考え方かもしれません。

 

 

 

 

 

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