直径約30㎜の結晶状の飾り部分。
小さなパール（約3.5㎜）が6石の光が柔らかく。

中央から伸びる部埒なには細かな細工が美しく施されています。
まさに「匠の技」ともいうべき、昭和の職人の技巧が施された美しい細工にうっとりとしてしまいます。

一般にプラチナの品位はその含有率により、PT850、PT900、PT950 、PT1000の４タイプに分かれます。

国際的にプラチナ表記の基準がなかった時代、プラチナ商品の刻印にはPMやPTといった刻印が打たれていました。（全く打たれていない商品もありました）

こういった含有率が正確に分からない商品は芦屋Anticoでは「貴金属含有率測定器」を用い、正確な値を表記いたします。（計測機器：オリンパス　GoldXpert）

測定した結果、こちらの商品はプラチナのみで造られたPT1000の品位でした。
PM、PT表記の商品はプラチナ含有率が40％～90％と幅広く、現在ではプラチナ商品と言えないものも多くありますが、こちらは当時としてもとても良い造りのジュエリーになります。