現在、一般にプラチナの品位はその含有率により、PT850、PT900、PT950 の3タイプに分かれます。

国際的にプラチナ表記の基準がなかった時代、プラチナ商品の刻印にはPMやPTといった刻印が打たれていました。（全く打たれていない商品もありました）

こういった含有率が正確に分からない商品では「貴金属含有率測定器」を用い、正確な値を表記いたします。（計測機器：オリンパス　GoldXpert）

測定した結果、こちらの商品はプラチナが85％含まれたPT850 の商品でした。
PM、PT表記の商品はプラチナ含有率が40％～90％と幅広く、現在ではプラチナ商品と言えないものも多くありますが、こちらは当時としてもとても良い造りのリングです。

昭和の初期から中期にかけてよく見られる「千本通し透かし」。

大きな石をしっかりと留める爪は鋭く磨かれ、コロンとした石とのコントラストがとてもてユニーク。

レトロなデザインのヴィンテージリング。
腕はシノギと言われるデザイン。一段高い面を艶消し加工することで、より落ち着いた雰囲気に。

シンプルで飽きのこない可愛らしいリングです。