日本人が一般的にジュエリーを身に着けるようになったのは明治以降。

日本では、工芸品としての様々な高級な装身具はありましたが、身を飾るジュエリーの歴史はとても浅く、縄文以降1000年ほどの空白の時代のある、世界的にもともて珍しい国です。

貴金属的に高温でしか解けず、とても硬いプラチナは金などと違い、加工がとても難しいとされていましたが、明治時代に溶解技術が確立されると、大正以降瞬く間に広がり、高級貴金属として日本人の多くが好むようになりました。

静かで鋭い光を放つプラチナの輝きは他の貴金属とは違う存在感があります。