こっくりとした深い赤が美しいレッドスピネル。
花崗岩や変成岩からコランダムと一緒に産出されるため、ルビーと長く混同されてきました。

その最大の特徴は大半のルビーが加熱という加工を経て美しくなっている一方､レッドスピネルの美しさは正真正銘のナチュラルであるということ。
ルビーに多く見られる内包物もほぼ見受けられません。

こちらの石はテーブル面に少しの擦れとキューレット（石の底辺の尖った部分）に若干のかけが見受けられます。

擦れは肉眼では見えない程度、キューレットは裏側で肌にあたる部分となるので、故意に削られたようです。

ヴィンテージ商品に理解のある方に。

ゴールドチェーンはもちろんですが、シルバーやプラチナなどのチェーンでコンビにすると一気にカジュアルな印象に。

バチカン部分は比較的新しい時代に付け替えられたもののようです。
トップ部分には刻印はありませんが、弊社の蛍光X線分析装置GoldXpertにて18金の品位を保証しています。

直径約10mmの美しいスピネルがその存在感をしっかりと出している、とても美しいヴィンテージトップです。