イギリスでは古くから金の含有量が37.5%で金として認められていました。

そもそもイギリスでは銀が好まれ、初めてホールマークを義務付けたのも理由も銀の品質管理の徹底の為でした。

銀を多く含む9Kは王室も好んで使う為、ロイヤルゴールドと（ブリティッシュゴールドとも）呼ばれ一般にも親しまれております。
アンティークに限らずイギリスのジュエリー店では現在でも9Kがスタンダードです。

銀の量が増えると、やや黄色がかったシャンパン色となり、アンティークでも現行品でも色味は様々です。

資産用の金塊は純度が大変重要性を持ちますが、ジュエリーにおいては金の含有量が価値の全てではありません。
特にアンティーク・ヴィンテージジュエリーはデザイン性や希少性が重視されます。

美しい石を際立たせるため、アンティークやヴィンテージリングは腕から高く掲げられたデザインが良く見られます。
こちらのリングも腕は細く、長い爪が石を支えているようなデザイン。

引っかかりなどはなく、爪もしっかりと留められています。
表面に細かなキズはありますが、目に見える大きなキズはありません。

長い間誰かに大切にされてきたことがうかがえるリング。
その歴史を受け継いでみませんか？