カメオは古代より装飾品として愛され、古くはローマ時代のものも発掘されています。

近年ではイタリアなどで工芸品として貝殻に彫り出したシェルカメオが、装飾品として珍重されます。

こちらのカメオの裏にも工房か、ブランド名が施されています。
現存するブランドではないようです。

こちらの18金枠はカメオを際立たせるために、大変細い枠に細かなミル打ちを施しています。

枠の高さは約2㎜。
繊細なカメオをしっかりと守れるよう、厚みを持たせています。

トップとして使うためのバチカンも、シンプルなものが多くみられる中、デザインの入った、エレガントな形状。

枠の造りの良さからも、このカメオが良いものであろうことが推測されます。